リンドベリファンの皆様
お待たせしました!リンドベリ祭り2024開幕です!!
ただいま店頭には北欧デザイン界の頂点、スディグリンドベリの作品たちがたくさんお目見えしています✨
代表作ベルサのカップ&ソーサー、VTGピッチャーを始め、スピサリブ、プルヌス、カーニバルなど名作揃いです!!
こんなにリンドベリの作品たちに囲まれるともはや感嘆の声しか出ません、、、
贅沢すぎる、、、ッ!😭🙏
テーブルウェアだけでなく、リンドベリデザインの白樺トレイも入荷!
日常使いもしやすい。
シンプルながらも明るいテーマで、エネルギーを感じるデザインは見ているだけで元気をもらえます。
60年の時を経ても色褪せない珠玉のデザインがふんだんに使われた名作を、ぜひ手にとってご覧になってみてください。
そして想像してください。
憧れの作品が自分の日常に存在する素晴らしさを。
“The art is not just in pencils, oil paints, and marble; no, art can – or should – also be found in such a simple everyday item as a humble coffee cup.”
アートは鉛筆、絵の具、大理石の中にだけ存在するものではない。そういうものだけじゃなくて、日常で使うちょっとしたコーヒーカップの中にも見出せるし、そうあるべきだ。
by Stig Lindberg 1916–1981
以下、ブログだけの余談!
お店ではBersa ベルサと言っていますが、ベルソとかベーショのほうが発音が近いそうです。
フランス語のberceauを元にする単語。
英語ではarbour, bowerにあたり、日本語では東屋とか太陽の影になる座る場所・休憩所の意味。
連なる葉に覆われた、ちょっとした休憩する場所をイメージしたのかもと思います。
当時のアシスタントのであるクリスター・カールマルクが描いて、リンドベリが色付けして完成したデザイン。
(それを描いたクリスター自身は、Bersaがほかとは違う特別なものとは感じなかったそうです。)
これが素晴らしいところの一つは、日常で使える製品としてしっかりとした品質で製造されたこと。
こういったモノづくりは日本が得意のするところ。
私の経験から、モノづくりの現場での金言では「使いやすく、分かりやすく、メンテナンスしやすい、その上で輸送コストに踏み込み、最後に見た目を整える。」です。
現在で言うところに「デザイン性」をプロダクトに組み込むには、この4つをクリアしないとたどりつけない。
それだけにデザインを語れる”モノ”を達成してきたリンドベリの偉大さと、その注ぎ込んだ情熱を強く感じます。
“アートは日常で使うコーヒーカップにあるべき”
美術館に収蔵されたものだけでなく、誰しもが日常に楽しめるアートこそが本物だと言わんばかりの強い言葉です。
ここに私たち現代人が取りれていい、普段の暮らしのデザインのヒントがあると思います。
さらに余談・・・
ヴィンテージのBersaのカップの葉っぱのパターンは一番下が小さめに作られています。
製造上の都合に合わせてのことです。
写真で探してみてくださいね。(探そうと思ったのですが見つからず・・・)