「こころで感じて選ぶアート展」アーティスト紹介
こちらの投稿では、今回のイベントでの注目のアーティストをご紹介いたします。
ヒューゴ・グンナル・ツーア (Hugo Gunnar Zuhr) フィンランド/スウェーデン
ポール・ホルスビー(Paul Holsby) スウェーデン
ヘルゲ・エルンスト(Helge Ernst) デンマーク
ヒューゴ・グンナル・ツーア
ヒューゴ・グンナル・ツーア (Hugo Gunnar Zuhr)1895–1971
フィンランド・フォルッサ生れ。スウェーデンを拠点に活動した画家・版画家・グラフィック作家。
スウェーデン王立美術アカデミーの教授を務め、北極星勲章、プリンス・オイゲン勲章などスウェーデン国家より叙勲される。
風景画を中心とした作風で、北欧、スペイン、プロヴァンス、ギリシャなどの自然や光を題材に描く。
初期は、大地を感じさせるアースカラーを基調とし、後年は、より明るくクリアな色調へと移行し、軽やかで空気感のある筆致へと変化。
「空気を含むような速い筆使い」による風景画は、彼独自の技法と評価が高い。
作品はスウェーデン国立美術館、デンマーク国立美術館に収蔵されている。

ポール・ホルスビー
ポール・ホルスビー(Paul Holsby) 1921–2007
スウェーデン・ノルーテリエ生れ。画家・版画家、グラフィックデザイナーとして多才な作品を手掛ける。
1940年代に芸術グループ・スコンスクトレックレーヴェルを結成、ヘルシングボリ美術学校を創設し、パリで前衛芸術の画家アンドレ・ロートに師事。
帰国後は、アメリカ、フランス、ベルギー、オランダ、フィンランドなどで国際的な多数の個展やグループ展に参加。
初期の画風は、スウェーデンの田園や建築、日常を柔らかい雰囲気で繊細に描写。
後期は、力強い色面と筆触の表現で、抽象主義的な方向へ大胆に転換。さらにリトグラフによるグラフィック技法との融合も。
作品は、スウェーデン国立美術館、カルマル美術館、フランスの公的機関など収蔵されている。

ヘルゲ・エルンスト
ヘルゲ・エルンスト(Helge Ernst)1916–1991
デンマーク・コペンハーゲン生れ。画家、キュレーター、映像作家として活動。
短期の芸術教育から独学で絵画を学び展覧会へ参加。その後、パリで短期間の留学の際にキュビズムの画家アンドレ・ロートの下でモダン絵画の要素を学ぶ。帰国後は、画家活動に加えて、短編映画の制作、芸術評論家、ボーンホルム美術館キュレーターとして多才に活動し、デンマークの現代美術の発展と普及に貢献した。
彼の画風は、初期は具象・静物画を手掛け、中期はリズミカルな線と色面による非具象抽象へ転換し、晩年には具象に回帰しつつ、キュビスム的視点を融合し、抽象と調和させた独自の表現を確立した。
作品はデンマークのフレデリクスハウン美術館に収蔵されている。
(※非具象抽象は、色・形・線で感覚と空間を表現するアート。)

【北欧インテリアフェアvol.10 Art for my life『こころで感じて選ぶアート展in富谷店』開催】
{イベントの開催場所・日時}
アペテラ富谷店
981-3361 宮城県富谷市あけの平3-6-16
https://maps.app.goo.gl/AMEt9ZAfadRXwLog6?
06/27(金)〜07/01(火)5日間限定開催
OPEN. 10:30〜18:30 (28,29日は19:00まで)