Arabia アラビア社は、140年を超える歴史を持つフィンランドを代表する陶磁器メーカー。
北欧を代表するアイテムを次々と発表し、現在も世界中で親しまれている。
歴史
1873年にRorstrand社によりロシアへの輸出品の製造会社として設立。アラビア通りに工場建設。
1900年のパリ万博で数々の金賞を受賞し、1916年にはフィンランド資本の会社へと移行。
1930年代には1500人を雇用しヨーロッパで最大級のメーカーであった。
1945年にカイ・フランクがアートディレクターとして加入し、TeemaやKartioシリーズが誕生。
1948年にアラビアミュージアムをオープン。
数々のアーティストがミラノトリエンターレで受賞しインダストリアルアート事業、アート部門を始める。
この期間に2,000人ほどの雇用するほどの拡大するが、戦争の影響によりこれ以降は縮小傾向となる。
1956年にオイヴァ・トイッカがアート部門に加入。(1963年にヌータヤルヴィへ。)
1969年ビルガー・カイピアネンによるパラティッシを発表し、1974年まで製造。
パラティッシはフィンランド国民に芸術性を愛され続けたため1988年に丸皿として復活する。
1961年に、ウラ・プロコッペによるルスカはフィンランド陶器を代表するまでに世界的に人気になる。発表から1999年まで製造され続けた。
主なデザイナー
Kaj Franck カイ・フランク
Birger Kaipiainen カイピアネン
Rut Bryk ルート・ブリュック
Oiva Toikka オイヴァ・トイッカ
Ulla Procopé ウラ・プロコッペ