欲張りなサイドテーブル。飾れて、収納があって、見た目も美しく、機能性もバッチリ。（雨が降っても槍が降っても・・・） – 暮らすしあわせの宿る空間 | 北欧インテリア・家具

飾れて、収納があって、見た目も美しく、機能性もバッチリ。そんな欲張りなサイドテーブル。
ぱっと目をひくのはレッドTブラックのまだらな模様のタイル。
まるで土のように見えてグリーンがとても映える土台であり、背景にもなる。
引き出しのハンドルもチークの削り出し。中央の凹みに指がかかりやすい。
下部のマガジンラックも側面の板が斜めにカットされて軽やかなイメージに。
ソファの横、ベッドサイド、玄関やダイニングまでアクセントを持たせながら軽快な雰囲気で空間を上手に埋めてくれる。

サイズ：高約60　幅50 奥34cm
素材：チーク＆タイル

デスクまわりを片付けた。普段よりも何もない状態。
やっぱり何も無いは寂しい。でも何かを置くとうるさくなる。
ストーリーを考えて、”飾る”を意識して置いていくとちょうどよく空間が埋まっていく。
すっきりしすぎたのは嫌だし、ごちゃごちゃしていても落ち着かない。そういえば人生もこういうものかも。
若い頃に教わった先生たちや講師たちの言葉を思い出してみた。
人の役に立てとか、みのりある豊かな生き方とか、毎日のしあわせとか。
大切なことを言ってたと思うけどぼんやりとしか思い出せない。
みんな自分のことを自慢気に語っていた話しした思い出せない。
もちろん彼らも将来がこんな世の中になると思っていなかっただろう。
知ってればもっと役立つ何かを話してくれたはず。
でも一つだけ記憶に残っていた。
自分ができることは自分のこころの反応を決めることだけ。
だから、雨が降っても槍が降っても明日への希望を持って前を向いて生きてこれた。
たぶん太平洋戦争の話しだと思う。
私たちの祖母祖父はあの状況を超えてきたのだから、自分たちもやれるはずだと思う。
元気出てきたかも。
自分にとっての雨とか槍とか明日への希望って何だろう。
そう思いながらどこに使ってもちょうど良いチークのトレイを並べた。