Denmarkの建築家であり、家具デザイナーのフィン・ユール。
アルネ.ヤコブセンや、ハンス・J ウェグナーと共にデンマークの近代家具デザインにおける代表的な人物です。
彼の作品であるイージーチェアやアームチェア、グラスホッパーチェアなどは、今なお世界中で好まれファンが多いですが、当初はなかなか評価されない家具でした。
個性的で彫刻的なデザインが当時は家具としての評価を得なかったと言われています。
「フィン・ユール家具」は、彫刻のように滑らかな曲線、どこから見ても美しいフォルムがその特徴です。
芸術品として家具を捉えていたフィン・ユールの姿勢がそこにはうかがえるのではないでしょうか。
建築家であるフィン・ユールにとって、このようなどこから見ても美しい形の家具がきっと理想だったのでしょう。
芸術性と実用性、両方を兼ね備えた家具を作り続けたフィン.ユールは決して妥協を許さず世界観を崩しませんでした。
そんなフィン.ユールの展覧会が、7月23日~10月9日まで東京都美術館で開催されるようです。
私もぜひ行きたいです。